janog53.5に現地参加しLTもしてきたのでメモ書き。
JANOG Open MIC
JANOGミーティングの形式の議論。ストリーミングの形は議論が続きますね。
JANOG slackもいいけど、非公式Discordあるよという言う話とか。
若者支援ありがたいね。
オープンマイク主な内容
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
・ストリーミング、アーカイブの要否
大変さは収録の気合による
・ML、読んでる?
JANOGのDiscordの鯖があるらしい
・若者支援PG利用者の声
・JANOG Meeting開催
1月は修論と被る
懇親会に発表者が入れない件#janog
Janogにおける、ライブストリーミングの要不要論
— Ryosuke Yamaguchi (@meryo2000) 2024年5月31日
メンバーやコスト負担(ホストだったり、委員会だったり)が大きすぎない範囲でやってもよいのでは?
実行委員会の人向けにやってもよいのでは?
クオリティにこだわりすぎなければよいのでは?
絶対に不要という人はあまりいないみたい#Janog535
インターネット・ホットトピック - CONECT 吉田 友哉(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
CONNECTというインターネットトラフィック流通効率化検討協議会
トラフィック予測情報とか出してるらしい。
コンテンツ事業者とISP事業者が同じ部屋に集まって配信にあたるの面白そう。
総務省|電気通信政策の推進|インターネットトラヒック流通効率化検討協議会
1500からは、インターネット・ホットトピック。#janog pic.twitter.com/94WcciLfj4
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
インターネット・ホットトピック - RPKIホットトピック 渡辺 英一郎(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社)
RPKIの話
リソースPKI (RPKI; Resource Public Key Infrastructure) - JPNIC
ROAカバー率100%のASさん#janog pic.twitter.com/gglwWUtT92
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
2024/4よりnot foundよりvalidの方が多いのがIPv4/IPv6双方で達成 (IPv6の方が先)
自社の環境をチェックしてみる。https://t.co/uTB05p8FnO#janog
— Ryosuke Yamaguchi (@meryo2000) 2024年5月31日
当社東京以外はある。。。
— Ryosuke Yamaguchi (@meryo2000) 2024年5月31日
なんでだろ??#janog https://t.co/bz7eBrcQI9
インターネット・ホットトピック - インターネットセキュリティ 猪俣 敦夫(大阪大学)
ランサムウェアにあっさりやられてしまう大きな組織も多いが?
— Ryosuke Yamaguchi (@meryo2000) 2024年5月31日
現用になったシステムに手を入れていくということが難しくなってしまう。
→高いものを入れたから寝てて良いわけではない。#janog
NTT西日本グループ会社情報漏洩事案
— Ryosuke Yamaguchi (@meryo2000) 2024年5月31日
情報統制が厳しく実施され、事案が発生したのに、社内でも一切知らされることなく、人間のケアが大変だった
細かいことは調査報告書を確認してほしいhttps://t.co/Pjab8Zi1yG#janog
「技術のBCPと組織のBCPは別物」技術的な面ではなく組織的な面で対応できないといけない。
インターネット・ホットトピック - APNIC 松崎 吉伸(株式会社インターネットイニシアティブ)
APNICの乗っ取りを狙った候補者がAPRICOT2023にいましたね。(あの当選者発表のドキドキに立ち会えたのは面白かったです。)
議論に出たプロポーザル4つそのうち合意に至ったやつ2つ
合意に至ったProp-I56 Assignment of temporary IP resources
会場ネットワークなどで短期的な用途で割り当てを願うことができるように
— momoka (桃歌) (@momoka0122y) 2024年5月31日
今までは実験用途のみ可能#janog pic.twitter.com/swMUTZ76Qq
IXPようにIPv4アドレスと所得しやすいように/26の割り当てを。
(あとあとリナンバリングが必要になったりしないか?)
IPv4アドレスを使用しないピアリングを行いたいねという意見 (RFC8950など)
Director General (DG) of APNICのPaul Wilsonさんが退任とのこと。
LT1 LPO:Linear Pluggable Optics土屋 師子生(アリスタネットワークスジャパン合同会社)
概要
オプティクスは光信号を電気信号を変換する役割を持ちますが 各スイッチングチップの世代が進み、SerDesのスピードが増加すると処理が複雑になります。 800Gオプティックスをフル実装した場合にはオプティクスの消費電力がシステム消費電力を上回ると予想されています。
LPO:Linear Pluggable OpticsはオプティクスのDSP処理を取り除き、大幅な省電力化を実現し、かつプラガブルモジュールの柔軟性を実現する規格です。 JANOGの皆さんへの情報提供と意見交換が出来ればと思います。
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog53.5/doc/janog53.5_lt1.pdf
LT2 OHT: Outer Header TranslatorのIETF 6man WGへの提案松平 直樹(網手順技研)
概要
NPTv6(IPv6版NAT)のスタンダードトラック化の提案を踏まえ、OHT(Outer Header Translator)という技術をIETF 6man WGに提案しました。この経緯とOHTを共有します。
LT3 IPアドレスの例で 例示アドレス帯使ってます?山本 桃歌
概要
みなさんはドキュメント作成などでアドレスを書く時例示アドレスを使用していますでしょうか? IPv4 では 192.0.2.0/24 TEST-NET-1 198.51.100.0/24 TEST-NET-2 203.0.113.0/24 TEST-NET-3 がRFC5737で IPv6では 2001:DB8::/32 がRFC3849で定められています。
昨年IPv6の例示アドレスに/20の新しいブロックを追加しようというドラフトがIETF v6ops wgに提出されwg adoptionされました。
自分の発表。
例示アドレスの話、IETFの話、ARINのISPではない会社へのIPv6 の/16割り当て
の話をしました。
スライド:
会場から笑いをとることができたので我ながら成功のLTかなと
終わったあと川島さんに6bone用のアドレスを例示アドレスとしてデファクトにしようという動きはお行儀が悪いという意見をいただき、確かに過去の6boneの資料と例示アドレスが被ってしまうのはドキュメント用ととしてもわかりにくいのでよくないなと思った。
ドラフトはLastCall通ったのでこれからIANAの方が決めていくフェーズ。
LT4 Apple NAT64 環境下でのIPv6検証、それもうIPv6検証にはなっていないかも?佐藤 元彦(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)
概要
AppleがmacOSにNAT64+DNS64構築の機能を搭載し、それを使ってIPv6対応の検証を行うように、と「WWDC 2015」で告知して以降、ゲーム業界では「Appleのアプリ審査を通すため」というモチベーションを主とし、それに取り組んできた。
しかしそれから10年近くが経過した今、この状況は大きく変わった。なんと、最新のiOS17で冒頭の環境での通信テストを行った場合「IPv6対応の検証」を行うことはできなくなってしまったのだ。
どういうことかというと、iOSはiOS12からCLATの機能がOSに組み込まれており、LTE/5Gでの通信時にNAT64を検知した場合は、通信キャリアによってはCLATが有効になり、464XLAT(https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc6877)という方式での通信に切り替わっている。通信を行うクライアントの目線でわかりやすく言い換えると、これはクライアントが「IPv4でSocketをBindし、IPv4の通信先に従来通り通信が行える」という環境であり、IPv6未対応のOS/アプリであっても、ほぼ正常に動作するものである。
WiFiでの通信においてiOSのCLAT機能はこれまで有効ではなかったが、iOS17以降ではWiFiでも有効となり、464XLATでの通信になっている。すなわち、冒頭の環境でテストしようにもIPv4で正常に通信が行えてしまい、IPv6通信のテストが成立しなくなっているのだ。
今回は、iOS16,17とApple NAT64+DNS64の検証結果から発覚した上記の変化について共有する。また、この状況下でIPv6対応の検証をどうすべきかについて問題提起を行い、いくつかの解決策を併せて紹介する。
資料
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog53.5/doc/janog53.5_lt4.pdf
LTと思えない深さ。IPv6対応の検証しやすい環境づくり大事ですね。
AppleのCLATの実装面白いですね。(CLATは今はandroidとAppleですけど、Windowsももう直ぐ、linuxもきっと)
Mac mini で NAT64 構築して検証しても、iOS17からは普通にIPv4通信が通ってしまうので、IPv6対応の検証には使えなくなりました。という話がJANOGで話題に⚡️https://t.co/DZK6943yS2 pic.twitter.com/0RcTxPzT9L
— 月琴かりん✿ブルーマーケット11【N-11】 (@karinharp) 2024年5月31日
話のモチベーションとしては昔の記事でIPv6対応の検証にAppleNAT64を使うと言う情報がたくさん出たが、それは今は使えないので情報をきちんとアップデートしたいと言う思いがある。
LT5 ハイブリッドクラウド接続検証環境をフル仮想化してみた山本 泰士(NTTデータ)
クラウド利用が進む中で仮想環境での学習や検証をしやすい時代となっていますが、それでもクラウド〜オンプレミス間のハイブリッド接続については回線などの物理設備を準備することのハードルが高く、それ故に触れる機会も少なく経験値を積みにくい実情があります。
このような状況を踏まえて、クラウドだけでなく回線・オンプレミスまで含めてインターコネクトサービスや仮想アプライアンス等で仮想化することにより、準備・片付けが容易、コストも限定的、メンバは実際手を動かすことで作業イメージを膨らませることができ、様々な効果を出すことができた事例をご紹介したいと思います。
資料
https://www.janog.gr.jp/meeting/janog53.5/doc/janog53.5_lt5.pdf
本日のJANOG 53.5 Interim Meetingの発表資料です。運営委員並びにご聴講頂いた皆様方ありがとうございました!#janoghttps://t.co/kRiaqyWjRQ
— Taishi Yamamoto (@yamamototis1105) 2024年5月31日
HybridCloud接続の検証するのに閉域網接続をFIC折り返し(足回り回線なし)にするアイデア。お金はともかく、納期は最短でいけますわな。#janog
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
LT6 JANOG Web Update矢田 一樹 (JANOG運営委員)
Webサイトトップページのデザイン見直し案。この、真ん中の棒に更新履歴を交互にぶら下げるデザイン、流行ってるの? なんか見づらいと思うのは私だけ?#janog pic.twitter.com/xtY53PQYQp
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
告知
間瀬 太陽(JSNOG)
なにしとんねんwww#janog pic.twitter.com/jgY4dp2EO9
— yo (@yo12525) 2024年5月31日
wakamonogコミッティ(wakamonog)
wakamonog - インターネット支える若者たちのコミュニティ
#janog #wakamonog
— wakamonog (@wakamonog) 2024年5月31日
JANOG53.5 Interim Meetingにて、「wakamonog meeting 14」改めて告知しました!
JANOG54 Day0は、大阪・京橋でNETWORKING!https://t.co/CkAmuGgX0Q pic.twitter.com/uZKGc8OYgV
今回はslackの雑談チャンネルと勝男さん運営の非公式JANOG discordで議論が盛り上がったのが見えて面白かったです。
懇親会も二時間みっちりピザと飲み物食べながらたくさんの人と話せて楽しかったです。
52.5に引き続き53.5でもLTをさせていただいて、会場の人に笑いを提供できた気がするので満足です。