3回目の現地参加
ロンドン、横浜と続き今回3回目の現地参加。
ちょっとづつ顔見知りの人が増えてきて嬉しい。
人を知っていると会話の話に入り込んで、その輪にいた他の人と会話ができる。
やっぱり、始めてのIETFだった1回目の時にグーグルのインターンとしてグーグルとアップルの人たちと仲良くなりやすいかったのは凄い幸運だったと思うし、そっから3回目まで知ってる人を増やせたかなとおもう。
名前を知ってて話したいなって思ってて今回初めて話せた人だと、AlibabaのYunfei さん、Quinten de Coninck さん、Ben SchwaetzさんDNSOPのチェアたちとかかな。あと喋るのは初めてではないけど今回初めてMartin Thomsonさんとちゃんとした会話(議論)ができて嬉しかった。
逆に話したいなって思ったけど、タイミングが合わなくて話せなかった人はMatt Joras さんとかGeoff Hustonさん、Nishidaさん、かな。
(今回は学会のポスター発表が途中にあったため、火曜夜と水曜全日IETFを抜けることになってしまったので、そのぶん人と話す機会が減ってしまって結構もったいなかった。Social珍しくご飯が美味しかったって聞いてとても羨ましい)
サンフランシスコってことで勤務先から近かったおかげで来れたって言ってたAppleとかGoogleの人がいて、横浜で開催された時に日本人がたくさん参加できた時も思ったけどやっぱり開催地って大事。
次回は?
ロンドンに初参加した時は「次の横浜は日本開催だからいけます!!」って言ってて、
横浜のときは、「次行けるかわからないけど、頑張る」って言ってて、
今回は「See you at Prague」ってお別れの時に言ってた。プラハにも行かせていただけることに感謝。
その後は?
119はいけないことが決まってて、きっとその先も当分行くのが難しいと思う。
現地で人と会うことはできないけど、気になってるドラフト読んだり、メーリス追ったり、今のドラフトがRFCになれるように頑張りたい。
メンタル
ブログで書くようなことじゃないかもしれないが、今回月曜日に自分のメンタルは結構死んでた。
月曜日は会議としては初日だが、土日はハッカソンがあり、その前もちょっとNOC部屋にお邪魔させてもらってたので既に体の疲労があった。
その上、火曜日にv6opsで発表が控えてたため、緊張していたと思う。
正直なにが原因かわからないが、月曜日は自分の調子が良くなかったのを感じた。
IETFで発表させていただくのは、v6opsに関してはロンドンのときからさせていただいてるのに、なぜ今回はv6opsで発表を気にしていたか?
v6ops に出してるドラフトdraft-momoka-v6ops-ipv6-only-resolverをやる中で、自分の中でずっと、自分がドラフトを出したいがために世に必要とされていないドラフトを出して皆の時間を使ってる、という可能性にずっと悩ませれていた。
これは半分自覚していることで、draft-momoka-v6ops-ipv6-only-resolverはドキュメント化されるべきだと思っている面が自分の中にあるとともに、このドラフトはある意味自分がIETFに来るためのチケットでもあると自覚してる。IETFは皆が集まって標準化活動を行う場所でrunning codeが基本となっている。その場でdraftも実装もなく発言がなにもできない状態でいることは存在意義がわからないため自分にとっては辛い。IETFに来て意義ある時間を過ごせてるって思えるために今現在特に実装がない自分には自分のドラフトがあるというのは人と話す上で大事な話題だった。
IETFへ来るためのチケットのドラフトのために人の時間をとっていいのか、しょうもないことをしてる人だって思われていないか不安だった。(今も不安)
そうゆう不安な気持ちもあって気持ちが落ち着いていない時に、信頼できる人が周りにいたのは心強かった。Lucasさんにちょっと自分が短く言語化できる範囲で相談したし、土曜日の夜にEric Klyineさんにdraftのプロセスでストレス感じてないか確認されたし、DNSOPのチェアTimさんも自分はドラフトの著者を守るって言ってたし、v6ops のチェアのXiping さんも結構優しくしてくれている。
実際に火曜日発表してみるとLorenzoさんにいいコメントもらえたし、発表前にチェアのXiping さんに新しいドラフト出せばadopt draftになると思うよって言われて結構心が軽くなった。
帰ったらやること
備忘録用
- HTTP wg listにWebSocket Happy Eyeballs についてコメントを書く
- draft-momoka-v6ops-ipv6-only-resolver をアップデートする
- rfc3901bis へコメントとプルリクを出す。
- ドイツの人にメールをくる
- Geoff Hustonにメール送る
Scotch bof
今回初めて本物のScotch bofに参加できた気がする。とくに決まった主催者がいるわけではなく木曜夜までに人伝にスイートルームを借りてて主催したいって人の部屋を嗅ぎ回って、夜に行くって感じ。
(ロンドンの時もScotch bofに参加したけど、それは会場のHackathon部屋が施錠されてなくてそこにみんな集まっていたから部屋が広くてちょっと違う雰囲気だった。)
二つ部屋があるらしいって聞いたけど片方だけにいた。入った時は20人行かないぐらいだったのかな。結構いた。たくさん出たり入ったりしたとおもから持っといたと思う。たくさんウィスキーが置いてあった。(次プラハ行く時は自分も日本からなにか持っていきたいけど、ウィスキー飲まないから選べないんだよな。ウィスキーに合う日本のおやつとか探そうかな)
San Francisco
人生で一番寒い夏だった。
(中学生の時にオーストラリアに行ったことがあったけどその時もこんなに寒いって思わなかったはず)
気温を確認せずにスーツケースにTシャツだけ持って行ったため上着を買う必要があった。
かった上着も春もので服は最低限の暖かさだし、体は日本の35度の灼熱に慣れてたから、夜外を歩く時は震えてた。でも半袖で平気そうな人もいて信じられなかった。
ホームレスがたくさんいた。
ホテルと会場ホテルの往復でもよくホームレスの人をみた。
あまり1人で散歩するのが好きな人間ではないので、お菓子と上着を買う時しか1人で外を歩かなかった。正直ご飯を探す以外で街を探検しなかった。
最終日にお土産用にホテルのすぐ近くのGoogleMapで見つけた小さなスーパーに行ったが、治安が悪いところのちょっと手前のストリートだった。その時点で道にテントがあり道も臭く、怖かった。スーパーの店員さんにあっち(ホテルと逆方向)はもっとテントが歩道にあって歩けないよって言われた。
明るい時にちょっと治安が悪いところを歩いただけで怖いって思ったから絶対に夜に治安が悪い部分いけないなって思った。
またSFに来たいとは思わなかった。少なくとも夏には来ない。
過去記事リンク
今回日記がてら書いたやつ。
過去書いたやつ